Columbia(MPA) to Cambridge(MBA)

コロンビア大学(SIPA)、ケンブリッジ大学(MBA)の留学体験記です

授業登録完了・インターン探し中・課外活動

授業等、今学期やっていくことの概観。授業、インターン探し中、課外活動。

 

 

Economic Analysis 

内容:オーソドックスなマクロ経済学。選択の余地がない必修。

形式:大講義と少人数のディスカッションの2つの授業の組み合わせ。少人数の授業は、先生の工夫があり、面白い。例えば、最初の週は、講義で生産関数の要素の労働や労働賃金がどう決まるのかを説明した。それを受けて、ディスカッションではアメリカへの生産回帰を議論。生産回帰の原因を説明したリーディングをアサインされたグループ、データ収集をアサインされたグループなど、同じテーマの違う側面について違うグループで事前準備をして、本番にお互いに報告して、議論していく。今後も先生の体力が続くことを期待。個人的には、習った範囲なので復習。

 

Enterprise Strategy For Leaders

内容:ポーターの戦略論等を学ぶ授業。ストラテジーの基礎。必修のマネジメント科目群の中の一つ。

形式;ケースベースの授業。先生はコンサル経験者。キレキレなカミソリのような感じの先生。事前にケースを読んできて、先生にファシリテーションのもとに議論が進んでいく。今まで、あまりみない社会の見方を習う授業で、かなり面白い。先生の英語がやや聞き取りにくいのが苦しいが、授業のファシリテーターとしての技術は高い。何とかついていきたい。

 

Corperate Finance

内容:多分標準的なファイナンスのイントロダクション。扱う範囲は有名なマッキンゼーの教科書と同じだが、中身はかなり初心者向けになっている(らしい)。エネルギー政策専攻の必修の一つ。

形式:レクチャー&ケース。基本的には理論の中身を講義する。先生はファイナンスの研究者。ケースも配られてる事前に読んでくることを求められている。恐らく、もう少しケースに基づいて議論するような授業をしたいのだろうが、研究者のせいか講義の時間が長い。同じ講義内容で他に2人同じ先生が教えいるのだが、そちらの方が評判はいい。そちらは、それぞれ金融機関で働いたことのある実務家。(自分は他の講義とかびり取れず)。ただ、今まで殆ど勉強してない分野なので、気合を入れたい。個人的には面白い。

 

Energy and power Financing Market

内容:エネルギー業界に関するファイナンスの話題を一通り触れていく。(プロへクとファイナンス等)。エネルギー政策専攻の選択の一つ。ビジネスクールにも同名で同じ先生の講義がある。

形式:投資銀行でエネルギーセクターを専門している実務家が先生。先生が非常にエネルギッシュで(英語が苦手な自分には)笑えないギャグを連発するので、作り笑いするか、流すかで判断に迷う。エネルギーの業界の説明とファイナンス回りの話のレクチャーと、関連するケースを事前にグループで読んできて発表したりする。日本でも電力市場の自由化が進んだりして、エネルギー業界(電力業界?)でもマーケットの入る余地が大きくなるする、というざっくりとした問題意識でとった授業。

 

⑤Programing for Entreprenuership

内容:初心者向けのJAVA等の授業。ビジネスクールの授業。

形式:実際に自分でプログラミングを書きながら学習。週末の3日間の集中講座。プログラミング等、今までしたこともないので、ついていけるか不安。だが、そもそもプログラミングで何ができるかも知らないのは恥ずかしい気がしているので、とってみた。

 

Social Ventures and Impact Investment -Risk Capital for expanding innovation.

内容:社会起業の仕組みをいかに評価して、どのような投資手法があるかを学ぶ。これもビジネスクールの授業

形式:ケースに基づいたディスカッション。13週間ある今学期のうち、後半の6週間のみ。

 

※)全く知見のない安全保障の分野の授業と、個人的に興味のある教育の分野からも取りたかったが、我慢。

 

番外編1:インターン探し

  • インターンが必修に組み込まれており、日本以外でインターン先も探し中。(有給の場所で見つかった場合は、規定に基づき給与は返納して働く)。
  • ただ、正直、苦戦中。。主な探し先は以下の通り。いい企業や団体を御存じの方で、私を紹介してもいいという方がいらっしゃいましたら、是非、御連絡ください。
  • 一つは、エネルギー回りのファイナンス・コンサルティング(いわゆる有名どころだけでなくブティックな企業も含めて)・政策リサーチのシンクタンク等(国際機関含む)。エネルギーに興味があるというよりは、英語もつたない自分が日本以外で見つかる可能性があるとすれば、これらの分野な気がしてる。
  • エネルギーを軸に、海外での民間の働き方やカルチャー、政策シンクタンクであれば、政策決定の動きも含めて、生の感覚を知りたいというところが主なモチベーション。
  • 2つ目は、途上国で働く機会もあるインパクトインベストメントファンド。例えばこんな企業。この分野で採用されやすいのはコンサルか投資銀行経験者、開発経験者(ないしは途上国出身者)らしく、どの条件も満たさない自分は、上記以上に厳しい気もするが、ちまちま探していきたい。この分野仕事にするかは分からないけど、面白そうなので、将来何かしらかかわっていきたいので、現地の様子と実際の仕事の動かし方を知りたいのがモチベーション。

 

番外編2:Story Telling for change

  • Acumenが提供するオンライン無料講座の一つ。NYでしりあった友人の紹介。
  • 中身は、自分が何にパッションを感じるかを分析し、それをいかに効果的に人に伝えるかを学ぶことで、周囲に自分の信念に基づいたいい影響を与えることができる人間になりましょう、というもの
  • 形式は、オンラインの講座を受け、オンラインで配られるマテリアルを読む、その後、グループでディスカッション。
  • グループは登録すれば勝手にアサインされるらしいが、自分で探してもよい。コロンビアの友人数名で開始。
  • ただ、授業の負担が増える中で、どこまで続けられるが不安だが、持ちこたえたい。
  • 中身は非常に面白い。むしろ、こういう授業を公共政策大学院でも取り入れるべきだと思う。

番外編3:JASSA

  • JASSAという大学院の日本人会の代表をすることになった。
  • 安倍政権になり、日本に再度、注目が集まっているのは間違いない。自分も、微力ながら、講演の企画、ソーシャルイベントを通じて、日本の良さを理解してもらい、日本の存在感を増す努力をしていきたい。