Columbia(MPA) to Cambridge(MBA)

コロンビア大学(SIPA)、ケンブリッジ大学(MBA)の留学体験記です

Management Practice(5)〜リーダー!!!!

リーダーシップの定義とは何か?

 

が今回のテーマ。

 

殆どの時間がリーダーシップの定義とは何か?に費やされる。

  • Followerがいること
  • 人をMotivateできること
  • 目的を設定できること
  • カリスマがあること

等、リーダーシップにこんなに興味があるんだというくらい色々な意見が出た。先生は、結論らしいことは言わないので、もやもやのまま。ただ、

 

「なぜ、リーダーシップの定義を議論することが重要なのか?」

 

これまでの授業で議論した、「異文化における行動習慣の違い」は議論する意味が、わりと明確。だって、異なる文化の人と働く時は、自分との行動習慣の違いを理解した方が衝突の避け方、乗り越え方が分かるから。

 

では、なぜリーダーシップが大事なのか?

 

色々と考えていて、結局、人は生きていると色々と欲望ややってみたいこと、やる必要のあること、それは大きなことで言えば「環境問題の解決」であるかもしれないし、貧困解決かもしれない。身の回りのことで言えば、すぐに汚くなるオープンスペースを奇麗に保つこと、かもしれない。

 

でも、そういうやってみたいこと、やる必要のあることを成し遂げるには、大体一人で出来ることは限られているので、人の協力を得る必要があり、そのためにはリーダーシップが必要ということなのではないかという結論に辿り着いた。

 

つまり、

 

「自分のやりたいことをやり、やる必要のあることをやり、幸せにいきるためにはリーダーシップが必要」

 

ということか。

 

なので、

 

  • 自分が何をしたいか
  • そのためにはどんな能力が必要か
  • 自分はどの能力があり、どの能力がないか

を明らかにし、

  • 足りない能力を持った人の協力を得ること

 

の総合力がリーダーシップではないかとつらつらと思う。ということで、良くリーダーシップというと、「人をモチベートする」とかが取り上げられることが多かったが、前半のself-awarenessする部分も大事なことを改めて認識。

 

また、チームを作った後の話として、いかに異なるバックグラウンドの人を、一つのアウトプットを出すチームとして、うまく機能させるかについては、

  • つねにそのチームの目的を明確にし、名言すること
  • 失敗を許容する雰囲気を作ること
  • 衝突を避けないこと

を指摘していた。

 

授業の後半は、チームの結成から、どのようにリーダーの役割が変遷するかの解説があったが、これまでの授業の内容とやや被っているので、省略。。