教える姿勢・学ぶ姿勢
今、夏学期の授業で、Six Sgimaというオペレーションの1分野の授業を受けている。
この授業は、人気があり、通常のコースを取れなかった人のために、追加的に開講されている。(単位にならないし、先生にも開講する義務はない)
※)このオペレーションの先生が、生徒からの授業フィードバックをもとに選ばれるteaching awardをもらった模様。(来年からはMBAのディレクターに就任する)
授業の内容もそれなりに面白いのだが、それ以上に面白いのが、何と、この授業に今年まで、ストラテジーを教えており、今はケンブリッジビジネススクールのMaster of Financeのディレクターを勤める先生も参加していること。
このストラテジーの先生も、教えるのがうまく、非常に熱心で、コアコースの最後の授業の後には、スタンディングオーベーションが起きた。
このストラテジーの先生、この夏学期のSix Sigmaの授業中、(自分にとっては)わりと簡単だと思えることでも、本人が分からないと思えば、恥ずかしがることなく授業中に聞いていて、学ぶことにほんとに貪欲で脱帽する。
一方、生徒から最も高い評価を受けたオペレーションの先生が、(本人には義務もなければ、お金にもならないのに)通常のコースに加えて、授業を持っていて、教えることへの情熱をほんとに感じて、こちらも脱帽。(義務の授業でもないのに、当然かのように参加者全員の名前を覚えていた。)
すでに高い評価をされている人が、一番、貪欲で謙虚であることに、脱応した夏学期だった。