2012年クリスマス〜2015年クリスマス
2012年のクリスマスも近い季節
思うように留学準備が進まず、焦っていた。
- TOEFLの点数が数点足りない。
- GMATに至っては100点以上足りない。
- エッセイも今イチ煮詰まってない。
- 出願の〆切は1ヶ月後に迫っている。
そんな時、自分を勇気づけたくれたのは先に留学された先輩方の経験談であり、留学ブログだった。
仕事から帰って眠い時、面白い記事を2、3個読むと、世界中から集まるクラスメートとかっこ良く議論している姿や(実際には英語が話せず苦労するのだが)、奇麗なキャンパスを気持ちよく歩く姿が想像でき(どちらのキャンパスも奇麗だった)、2時間くらいは粘ることができた。
そんなお陰もあり、3年の月日が流れた2015年のクリスマスも近いこの季節に、無事に留学最後の試験を終えることができた。
お世話になったブログだったので、自分が留学した時には、次に続く人のために(そして何より自分の学びのために)、感じたことや考えたことを整理する場を持ちたいと感じていたことが、このブログを書くきっかけだった。
この写真はMBA数十校がパリの郊外に集まり、スポーツで競い合う大会での一幕。
完全にレクリエーションではあるけど、国籍も経歴も違う人間が、スポーツ(とパーティー)を通して、一つになり、高揚を得られた瞬間は本当に変え難い経験だった。
これはストラテジーの最後の授業終了の瞬間。
自然とスタンディングオーベーションが起きていた。まさか、座学の授業で、スタンディングオーベーションをする瞬間があるとは思わなかった。
これは、ケニアのサバンナでの夕焼け。
この夕焼けに、プロジェクトで一緒だったイタリア人、イギリス人、ガーナ人、インドネシア人、日本人が見とれていた。
異なるバックグラウンドを持つ人間が、 サバンナの真ん中で、同じ景色を見て感動している。
そんな絵に感動したのを今でも覚えている。
今後もこんな高揚感・濃密な学び・感動を大切に生きていきたい。そして何よりも、この先の人生で出会うであろう多様な価値観をもった人々との繋がりを大切にし、彩り豊かな人生を送りたいと思う。
自分がそうだったように、このブログが、留学に格闘する人の背中を押し、少しでも多くの人が、こんな経験することに貢献できていたらと思う。
この留学を支えてくれた全ての人に感謝します。
ありがとうございました。
おしまい。